Windowsはもういらない

すばらしいOS WindowsXPのサポートが終了しました。新しいOSの必要性を感じないほど完成されたOSなのに。でも、もうMicroSoftのおもわくどおりに、Windows11を購入する必要はありません。

Windows

「Windows 10のサポートが終わる…どうしよう」と悩んだ私が、USBメモリ1本でLinuxデュアルブート環境を構築した全記録【Q4OS × Ventoy 永続化完全ガイド】!

はじめに――「またMicrosoftに振り回された」と感じたあの日のこと


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この記事は約20分で読めます。Linux初心者の方でも手順通りに進めれば必ず再現できるよう、丁寧に解説しています。

2025年の秋口、私はコーヒーを片手にスマホのニュースアプリをスクロールしていました。

「Windows 10、2025年10月14日をもってサポート終了へ」

その見出しを見た瞬間、思わず「またか……」と呟いてしまいました。

Windows XP、Vista、7……毎回この繰り返しです。

Microsoftというのは定期的にユーザーに「さあ、お金を出すか、諦めるかを選べ」と迫ってくる会社だと、私はずっとそう感じています。

我が家のメインPCは2018年製のCore i5機です。

別に壊れていないし、動作も快適です。

しかし、Windows 11へのアップグレード要件を確認すると「TPM 2.0が必要」と書いてあります。

さらに調べると、私のマザーボードはTPMが有効化できるかギリギリのライン。

設定をいじって何とかなったとしても、「サポート対象外のPC」として今後どんな不具合が出るかわかりません。

そこで私が選んだのは、「Linuxへの段階的な移行」という作戦です。

でも正直に言いましょう。

「Linux」という言葉を聞いて最初にイメージするのは、真っ黒な画面に緑色の文字が流れるハッカー映画のアレです。

あんな難しいものを自分が使いこなせるわけがない……そう思っていました。

ところが実際に触ってみると、Q4OSというディストリビューションに出会い、その考えが完全に覆されました。

USBメモリにインストールしたQ4OS

この記事では、Linux初心者だった私が試行錯誤しながら辿り着いた「VentoyとQ4OSを使った永続化USBブート環境の構築」と「Windows 10とのデュアルブート」の手順を、余すことなくご紹介します。

実はこの記事もQ4OSで書いているのですが、まったくストレスありません。

むしろ、フルインストールしたQ4OSより軽快な動作をしているのでは?と思えるほどです。





目次

  • はじめに――「またMicrosoftに振り回された」と感じたあの日のこと
  • この記事を読んでわかること
  • Q4OSとは?「Windowsそっくり」なLinuxが存在した
  • Ventoyとは?「これ一本あれば無双できる」魔法のツール
  • 準備するもの
    • ハードウェア
    • ソフトウェア(すべて無料)
  • Step 1:VentoyをUSBメモリにインストールする
    • 1-1. Ventoyをダウンロードする
    • 1-2. USBメモリを選択してインストール
  • Step 2:Q4OSのISOをダウンロードしてUSBにコピーする
    • 2-1. ISOをダウンロードする
    • 2-2. ISOをVentoyのUSBにコピーする
  • Step 3:永続化(Persistence)の設定をする――ここが肝心!
    • Ventoyでの永続化設定方法
    • 3-1. VentoyのPersistenceプラグインを有効にする
    • 3-2. 永続化用のデータファイルを作成する
  • Step 4:USBから起動してQ4OSの世界に入る
    • 4-1. BIOSでUSBブートを優先にする
    • 4-2. Ventoyのブートメニューから選択
    • 4-3. 永続化が機能しているか確認する
  • Step 5:Windows 10とのデュアルブート環境を構築する
    • USBブートを常用するためのBIOSの設定方法
    • 方法A:起動時にBootメニューを呼び出す(推奨)
    • 方法B:BIOSでUSBを起動優先にしたままにする
  • Q4OS Trinity と Plasma、どちらを選ぶべきか? 実際に使い比べた感想
    • Q4OS Trinity Desktop
    • ✅ 良いところ:
    • ❌ 惜しいところ:
    • Q4OS Plasma Desktop(KDE Plasma)
    • ✅ 良いところ:
    • ❌ 惜しいところ:
    • 🎯 結論:
  • Linux初心者が「地雷」を踏まないためのQ&A
    • Q. Windowsのファイルにアクセスできますか?
    • Q. Firefoxは使えますか?
    • Q. 日本語入力はできますか?
    • Q. Wi-Fiにつながらない場合はどうすればよいですか?
    • Q. Officeファイルは開けますか?
  • 私のWindows 10からの移行計画――焦らず、じっくりと
    • 現在の使い分け:
  • まとめ:「脱Windows」は思ったより怖くありませんでした
  • 参考リンク





この記事を読んでわかること


この記事を最後まで読むと、次のことが理解できるようになります。

  • ✅ Windows 10サポート終了後に何が起こるか、そしてなぜ今すぐ対策を考えるべきなのかがわかります


  • ✅ Q4OSとは何か――WindowsにそっくりなLinuxディストリビューションの特徴と、Q4OS Andromeda, TrinityとQ4OS Andromeda, Plasmaの違いがわかります


  • ✅ Ventoyとは何か――USBメモリ1本で複数のOSを管理できる魔法のツールの仕組みがわかります


  • ✅ Ventoyを使ってQ4OSを永続化USBとして動かす具体的な手順が、Linux初心者でもわかります


  • ✅ Windows 10を消さずにLinuxと共存させる「デュアルブート」の考え方と実践方法がわかります


  • ✅ Linux移行でよくつまずくポイント(日本語入力・Wi-Fi・Officeファイルなど)の解決策がわかります


  • ✅ 「脱Windows」を焦らず、安全に進める移行計画の立て方がわかります


「Linuxは難しそう」「コマンドを打つのが怖い」「失敗してWindowsが壊れたら困る」――そんな不安をすべて解消しながら、安全・確実に新しいPC環境を手に入れましょう。





Q4OSとは?「Windowsそっくり」なLinuxが存在した



まず「Q4OS」をご存じない方のために簡単に説明します。

Q4OSはチェコで開発されているLinuxディストリビューションで、最大の特徴は「Windowsに極めて近い見た目と操作感」を提供していることです。

特にPlasma版(KDE Plasma搭載)とTrinity版が有名で、どちらもWindowsライクなデスクトップ体験を実現しています。

あなたに最適なLinuxは?

私が最初に試したのはPlasma版でした。

初めて起動した瞬間、「あれ、これWindowsじゃないの?」と一瞬思ったほどです。

  • タスクバーは下にあり


  • スタートボタンがあり


  • ファイルマネージャーがあり


  • 右クリックメニューがある


普通に使えるじゃないですか!

Plasma版はより現代的なUIで、Windows 10や11を使っていた方はこちらのほうが違和感なく移行できるでしょう。




Ventoyとは?「これ一本あれば無双できる」魔法のツール



次にVentoyの話をします。

これを知らずにLinux生活を始めるのは、地図なしで山登りをするようなものです。

Ventoyの紹介

Ventoyとは、USBメモリをマルチブートドライブに変換するツールです。

通常、LinuxのISOイメージをUSBメモリに書き込む場合は「Rufus」や「balenaEtcher」を使いますが、これらはUSBメモリをその1つのOSのためだけに使用する形になります。

しかしVentoyを使えば、ISOファイルをUSBメモリにコピーするだけで自動的に起動メニューに追加されるのです。つまり:

✅ Q4OS Andromeda TrinityのISOをコピー

✅ Q4OS Andromeda Plasma のISOをコピー

✅ Ubuntu のISOもついでにコピー

✅ 全部ひとつのUSBメモリに共存

こんな夢のような環境が実現できます。

しかも、ISO同士でUSBの容量を共有しているので無駄もありません。




準備するもの



手順に入る前に、必要なものを揃えておきましょう。

準備するもの

ハードウェア


項目 詳細
USBメモリ 32GB以上を強く推奨。永続化領域を作るので、16GBだと少し心許ないです。私は64GBのものを使いました。Amazonで1,000〜1,500円程度で購入できます。
Windows 10やLinuxが動作するPC(作業用) VentoyのセットアップとISOのダウンロードはWindowsまたはLinux上で行います。
インターネット接続 ISOファイルをダウンロードするために必要です。


ソフトウェア(すべて無料)


  • Ventoy(ventoy.net からダウンロード)


  • Q4OS Andromeda Trinity のISOファイル(q4os.org からダウンロード)


  • Q4OS Andromeda Plasma のISOファイル(同上)


💡 Tipsその1:ISOファイルのサイズは?

Q4OS Andromeda TrinityだとISOは約1.2GB、PlasmaだとISOは約2GB程度です。

どちらも比較的軽量です。

ダウンロードは自宅のWi-Fiで行うことをお勧めします。カフェのWi-Fiでやろうとして隣の席に変な顔をされた経験がありますので(笑)。





Step 1:VentoyをUSBメモリにインストールする



1-1. Ventoyをダウンロードする



https://ventoy.net/en/download.html にアクセスし、「Windows」版または「Linux」版の圧縮されたファイルをダウンロードしてください。

Ventoyのダウンロードページ

ダウンロードしたzipを解凍すると、Windows用なら Ventoy2Disk.exe というファイルが見つかります。

また、Linux用なら VentoyGUI.x86_64 というファイルがあるはずです。

これをダブルクリックで起動します。

Ventoyのインストール画面

⚠️ 注意!

VentoyをUSBメモリにインストールすると、USBメモリのデータがすべて消えます。

重要なデータが入っている場合は必ず事前にバックアップを取っておきましょう。

私は最初にこれを失念して、写真データを何枚か失いました……(今でも思い出すと悔しいです)。


1-2. USBメモリを選択してインストール


  1. USBメモリをPCに挿します


  2. Ventoy2DiskやVentoyGUI.x86_64を起動すると、上部のデバイス一覧にUSBメモリが表示されます


  3. 表示されたUSBメモリが正しいことを確認します(間違えるとPC内のデータが消える恐れがありますので慎重に確認してください)


  4. 「Install」ボタンをクリックします


  5. 確認ダイアログが2回出るので、どちらも「Yes」をクリックします


インストールが完了すると、USBメモリは2つのパーティションに分割されます:

パーティション名 役割
ventoy パーティション ISOファイルを置く場所(ここにファイルをコピーするだけでOKです)
VTOYEFI パーティション Ventoyのシステム領域(さわらなくて大丈夫です)




Step 2:Q4OSのISOをダウンロードしてUSBにコピーする


2-1. ISOをダウンロードする


https://q4os.org/downloads1.html にアクセスしてください。

ここで迷われるかもしれませんが、まずは両方試してみることをお勧めします。

  • Q4OS Andromeda Trinity(64bit版)


  • Q4OS Andromeda Plasma(64bit版)


📌 選び方の目安

- 古いPCやメモリが4GB以下のPC → Trinity が適しています

- メモリが8GB以上あってより洗練されたUIがお好み → Plasma を選んでみましょう


2-2. ISOをVentoyのUSBにコピーする


エクスプローラーを開き、VentoyのUSBドライブ(「ventoy」という名前のパーティション)にダウンロードしたISOファイルをそのままドラッグ&ドロップでコピーします。

それだけです。本当にそれだけで大丈夫です。

魔法のUSBツール 『Ventoy』

「え、インストール作業とか書き込みとかしなくていいの?」と思われた方、私も最初は同じ気持ちでした。

でもVentoyはそういうものなのです。ISOをコピーするだけで自動的に起動メニューに現れます。




Step 3:永続化(Persistence)の設定をする――ここが肝心!


永続化 (Persistence)』の設定

ここからがこの記事の最大のポイントです。

「永続化」とは何か、なぜ必要なのかを先に説明させてください。

🔁 通常のライブUSBの仕組み

通常、USBメモリからLinuxを起動する(ライブUSB)と、ブラウザのブックマークを追加しようが、デスクトップの壁紙を変えようが、電源を切った瞬間にすべてリセットされてしまいます。

次に起動したら、また真っ新な状態です。

まるで毎朝記憶がリセットされる映画の主人公みたいで、これでは実用的に使えません。


そこで「永続化(Persistence)」の設定が必要になります。

これを有効にすることで、ファイルの保存・ソフトのインストール・設定変更などが次回起動後も維持されるようになります。

Ventoyでの永続化設定方法


VentoyはGUIで永続化設定ができるプラグインを提供しています。

3-1. VentoyのPersistenceプラグインを有効にする



最新版のVentoyは、persistent というフォルダをUSBの ventoy パーティション直下に作成し、その中に永続化ファイルを配置することで機能します。

手順(Ventoy 1.1.x以降の場合)

  1. USBメモリの ventoy パーティションを開きます


  2. ventoy フォルダを作成します(もしなければ)


  3. ventoy フォルダ内に ventoy.json ファイルを作成し、以下の内容を記述します:


{
    "persistence": [
        {
            "image": "/q4os-trinity.iso",
            "backend": "/persistence/q4os-trinity.dat"
        },
        {
            "image": "/q4os-plasma.iso",
            "backend": "/persistence/q4os-plasma.dat"
        }
    ]
}
💡 重要ポイント

- image の部分には実際のISOファイル名を正確に記載してください。ファイル名が違うと機能しません。

- backend の部分も同様です。


3-2. 永続化用のデータファイルを作成する


永続化データを格納するための .dat ファイル(実際にはLinuxのext4ファイルシステム)を作成する必要があります。

これはLinux環境が必要ですが、Ventoy公式永続化ファイルを提供しています。

  1. Ventoy公式の永続化ファイル配布ページ へ行きます


  2. ページの下の方にある images.zip という圧縮ファイルをダウンロードし、解凍します


  3. そのなかから、persistence_ext4_4GB_persistence.dat.7z を選択してさらに解凍してください


  4. 中から persistence_ext4_4GB_persistence.dat.7z(4GBの保存領域)などのファイルを取り出します

    → このファイル自体は小さなファイルですが、解凍すると4GBの保存領域が作成されます


📌 WiFIの設定やブックマークの保存、日本語化はこの4GBの領域で十分ですが、足りなくなったら、Ventoyの中に含まれているツール ExtendPersistentImg.sh などで拡張できます。


これで永続化ファイルの準備が完了です。

💡 Tipsその2:永続化領域のサイズは?

「使えば使うほど欲しくなる」のが永続化領域です。ソフトウェアのインストールやアップデートでどんどん容量を使います。

最低4GB、余裕があれば8〜10GBを確保しておきましょう。私は最初4GBで作ったら3週間でパンパンになり、作り直すはめになりました。





Step 4:USBから起動してQ4OSの世界に入る


いよいよ実際に起動してみましょう。

4-1. BIOSでUSBブートを優先にする


PCを再起動し、起動直後に以下のキーを連打してBIOS/UEFI設定画面に入ります:

BIOS/UEFI 起動キー一覧

BIOS画面に入ったら、「Boot」メニューを探し、USBデバイスを起動順序の1番上に移動させます。

設定を保存して再起動すると、Ventoyの青いメニュー画面が表示されます。

4-2. Ventoyのブートメニューから選択


Ventoyの起動画面には、コピーしたISOファイルの一覧が表示されます。

  • q4os-trinity.iso(trinity版)

  • q4os-plasma.iso(Plasma版)

どちらかを選んでEnterキーを押した後、さらにメニューが出たら、「Persistence Mode(永続化モード)」 を選択します。

……数十秒後にQ4OSのデスクトップが表示されます!

初めて起動したとき、私は思わず「おお!」と声を上げてしまいました。

本当にWindowsそっくりなのです。

下にタスクバーがあり、スタートボタンがあり、ファイルマネージャーのアイコンがあります。

「これなら使えそう!」


その直感は正しかったです。

4-3. 永続化が機能しているか確認する


Ventoyの起動メニューでISOを選んだあと、もう一度Enterを押す前に一時停止する画面が表示されることがあります。

ここで永続化モードを選択できます。

永続化が有効になっていれば、デスクトップが起動してから試しに何か設定を変えてみてください。

たとえば壁紙を変えて再起動し、次回も壁紙が維持されていれば成功です。




Step 5:Windows 10とのデュアルブート環境を構築する


「USBからLinuxが起動できた!でもWindowsも使いたい」という方のために、デュアルブートの設定について説明します。

実は、VentoyによるUSBブートと、PCのハードディスクにインストールされたWindowsは基本的に干渉しません。

つまり:

  • 🖥️ 普段はUSBを挿さずに起動すれば → 普通にWindows 10が立ち上がります

  • 🐧 LinuxをUSBで試したいときだけ → USBを挿して起動順序を変えればよいのです


これが最も簡単なデュアルブート的な運用です。

USBブートを常用するためのBIOSの設定方法


毎回BIOSに入るのが面倒な場合は、以下の2つの方法があります:

方法A:起動時にBootメニューを呼び出す(推奨)


多くのPCでは、起動時に特定のキー(F8、F10、F12など)を押すことで「起動デバイス選択メニュー」が表示されます。

ここでUSBを選べばBIOSの設定を変えずに済みます。

方法B:BIOSでUSBを起動優先にしたままにする


この場合、USBが挿さっていなければ自動的にWindowsが起動するので、実用上は問題ありません。

ただし、誤ってUSBを挿したままにしておくと毎回Ventoyが起動してしまいますのでご注意ください。

私はF12でBootメニューを出す方法を選びました。

USBを挿してF12を押せばLinux、何もしなければWindowsが起動します。非常に快適です。





Q4OS Trinity と Plasma、どちらを選ぶべきか? 実際に使い比べた感想


2週間ほど両方を交互に使ってみました。正直なレビューをお伝えします。

Q4OS Trinity Desktop


✅ 良いところ:


  • 動作が驚くほど軽いです。古いPCやRAMが2〜4GBのマシンでもサクサク動きます

  • Windows XP/7を使っていた世代にはノスタルジーすら感じる親しみやすさがあります

  • 設定項目が整理されていてわかりやすいです


❌ 惜しいところ:


  • UIが少し古い印象があります(正直、2005年頃のWindowsっぽい雰囲気です)

  • KDEアプリとの互換性がやや低い場合があります


Q4OS Plasma Desktop(KDE Plasma)


✅ 良いところ:


  • 見た目が現代的でかっこいいです。Windows 10/11ユーザーが最も違和感なく移行できます

  • カスタマイズ性が非常に高く、壁紙・ウィジェット・テーマなど何でもいじれます

  • アプリの選択肢が豊富です


❌ 惜しいところ:




  • Trinityより動作が重めです。最低でもRAM 4GB、できれば8GBは欲しいところです

  • 起動に少し時間がかかります


🎯 結論:


PCのスペック おすすめバージョン
古いPC・低スペックPC(RAM 2〜4GB) Trinity
現行スペックに近いPC(RAM 8GB以上) Plasma

私のCore i5 / 8GB RAMのPCでは最終的にPlasmaをメインで使うようになりました。





Linux初心者が「地雷」を踏まないためのQ&A


実際に設定中にハマったポイントや、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. Windowsのファイルにアクセスできますか?


A. できます!

Q4OSからWindowsのNTFSパーティション(Cドライブなど)を読み取ることができます。

ファイルマネージャーを開くと、左側にWindowsのドライブが表示されますので、そこをクリックするだけです。

⚠️ ただし、書き込みは慎重に行ってください。誤ってWindowsの重要なファイルを削除すると大変なことになります。


Q. Firefoxは使えますか?


A. はい、最初から入っています!

Q4OSにはFirefoxが標準搭載されています。

Bookmarkを同期すれば、Windowsで使っていたブックマークもすぐに使えるようになります。

GoogleアカウントでChromeに同期していた方は、Linux版Chromeをインストールすることも可能です。


Q. 日本語入力はできますか?


A. 設定が必要ですが、難しくはありません。

デフォルトでは日本語入力ができないため、「Fcitx5」と「Mozc」をインストールする必要があります。

ターミナルで以下のコマンドを実行するだけです:


sudo apt update
sudo apt install fcitx5 fcitx5-mozc


🔄 インストール後、再起動して入力メソッドの設定をFcitx5に切り替えれば、日本語入力が可能になります。


Q. Wi-Fiにつながらない場合はどうすればよいですか?


A. ドライバの問題が多いです。

IntelやRealtekのWi-Fiチップを搭載したPCであれば、大抵はドライバが自動的に読み込まれます。

つながらない場合は有線LANで接続してからドライバを探すのが近道です。


Q. Officeファイルは開けますか?


A. LibreOfficeで開けます。

Q4OSにはLibreOfficeが含まれており、Word(.docx)、Excel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)などのファイルを開いて編集できます。

⚠️ 完全な互換性はありませんが、読み取り・軽い編集程度なら問題ありません。





私のWindows 10からの移行計画――焦らず、じっくりと


さて、この環境を作ってから約1ヶ月経った今、私のPC生活がどう変わったかをご報告します。

私のWindows 10からの移行計画

現在の使い分け:


環境 用途
Q4OS Plasma(USB起動) メインの作業環境。Webブラウジング、メール、文書作成はほぼここで行っています
Windows 10 動画編集ソフト(DaVinci Resolve)を使うときと、どうしてもWindowsでないと動かないゲームをするとき

正直に言えば、日常作業の7〜8割はQ4OSでまかなえています。

これは嬉しい誤算でした。

移行で一番苦労したのは「慣れ」です。

ショートカットキーが微妙に違ったり、アプリの場所が違ったりします。でも1〜2週間も使えばだいたい慣れてきます。

Windows 10のサポートが終了した今年10月以降も、Windowsは使い続けるつもりですが、セキュリティの重要な作業(ネットバンキングや買い物など)はLinuxで行うようにシフトしていく予定です。







まとめ:「脱Windows」は思ったより怖くありませんでした


*まとめ
最後に、この記事全体のポイントを整理してお伝えします。

今日からできること――6ステップで始めるLinux生活

デュアルブート構築手順

この方法の最大のメリット

  • 🔒 Windowsのデータを一切触らないので完全に安全です

  • 🔄 失敗しても何度でもやり直せます(最悪でもUSBメモリを作り直すだけです)

  • 🧘 徐々にLinuxに慣れていけるので精神的な負担がありません

  • 🆘 いざとなればWindowsに戻せる安心感があるので思い切って試せます


Q4OSとVentoyの組み合わせが最強な理由

Linux移行を考えたとき、多くの方は「いきなりWindowsを消してLinuxだけにするのは怖い」と思われるでしょう。

その感覚は正しいです。どんなに準備しても、いざ使い始めると「あのソフトが動かない」「この機能がない」という場面は必ず出てきます。

だからこそ、Q4OS × Ventoy の永続化USBという方法が有効なのです。

Windowsをそのまま残しつつ、USBメモリからLinuxを「お試し感覚」で使い始めることができます。

使っているうちに自然とLinuxに慣れて、ある日「もうWindowsじゃなくていいかな」という日が来る――そのゆるやかな移行こそが、失敗しない「脱Windows」の王道です。


Windows 10のサポート終了後はどうなる?

サポートが終了しても、Windows 10はすぐに使えなくなるわけではありません。しかし:

リスク 内容
🔐 セキュリティ セキュリティアップデートが提供されなくなるため、ウイルスや不正アクセスのリスクが上がります
📦 アプリ対応 新しいアプリがWindows 10に対応しなくなる可能性があります
💼 業務利用 Microsoft自身がWindows 10の使用を非推奨とするため、業務利用には支障が出る場合があります


だからこそ、今のうちからLinuxに慣れておくことが大切です。サポート終了まで時間的余裕がある今が、移行を始める絶好のタイミングといえるでしょう。




最後に

Windows 10のサポート終了は確かに困った話です。

でも、それをきっかけにLinuxの世界を覗いてみると、「意外と普通に使えるじゃないか」という発見が待っています。

私はこの1ヶ月で、Linuxに対するイメージが「ハッカーのツール」から「使いやすい普通のOS」に180度変わりました。

あなたもぜひ、USBメモリ1本から始まる新しいPC生活を体験してみてください。最初の一歩を踏み出せば、意外とあっさり「あ、これで全然いいじゃん」という景色が見えてくるはずです。




参考リンク






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質問やご意見はコメント欄へどうぞ。できる限り返信します。





執筆者:Linux移行奮闘中の一般男性。Core i5 / 8GB RAM / Windows 10機でQ4OS Plasmaを永続化USBから愛用中。好きな食べ物はカレーライス。


Windows 10終了の絶望を希望に変える!設定保存可能な「永続化Linux Mint USB」で愛機を爆速・最新化する究極の完全攻略ガイド !

はじめに


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みなさん、こんにちは。

古いガジェットを愛し、新しい技術でそれを蘇らせることに無上の喜びを感じる「自作派ブロガー」です。

ついに、恐れていたその日が過ぎてしまいました。

2025年10月14日、Windows 10のサポートが公式に終了しました。

今、この記事を読んでいるあなたの手元には、昨日まで現役だったはずの「かつての相棒」があるはずです。

画面の隅に表示される「サポート終了」の不吉な通知。

マイクロソフトからは「Windows 11搭載PCへの買い替え」を促す広告が執拗に表示されます。

「まだキビキビ動くのに、OSの都合だけで捨てなきゃいけないの?」という怒りに似た悲しみ、痛いほどよくわかります。

私もそうでした。

第7世代のCore i5、メモリ8GB。

Windows 11の「システム要件」という冷酷な門前払いを食らった私のノートPCは、ゴミ箱行きを待つだけの運命に見えました。

しかし、諦めるのはまだ早い。

結論から言いましょう。

あなたのそのPC、Linux Mintという「魂」を入れ、Ventoyという「魔法の杖」を使えば、Windows 10時代よりも軽快で、安全で、そして何より「自分好み」にカスタマイズされた最強のポータブルPCとして生まれ変わります。

今回は、初心者が最も挫折しやすい「設定が消えてしまう」という問題を解決する「永続化(Persistence)」の手法を軸に、7,000文字超の圧倒的ボリュームで、その全工程をどこよりも詳しく、私の失敗談も交えながら徹底解説します。


目次

  • はじめに
  • この記事でわかること
  • 1. 2025年10月、私たちはなぜ「Windows」を卒業すべきなのか
    • OSの脆弱性は「家の土台」の欠陥
    • Windows 11への「無理なアップグレード」の罠
    • そこで「Linux Mint」という救世主
  • 2. 秘密兵器「Ventoy」がもたらすOS革命
    • Ventoyは「OSのビュッフェ会場」
  • 3. 実践!Ventoyのインストール手順(Windows & Linux両対応)
    • 【準備するもの】
    • 【A:Windows 10/11からインストールする場合】
    • 【B:Linux環境からインストールする場合】
  • 4. Linux Mintの「心臓」と「記憶」を準備する
    • ① Linux MintのISOをダウンロード
    • ② 【最重要】「永続化(Persistence)」ファイルを準備する
  • 5. 魔法の設定ファイル ventoy.json の作成術
  • 6. いよいよ起動!古いPCが「別の顔」を見せる瞬間
  • 7. 初心者でも挫折しない!「日本仕様」への完全セットアップ
    • ① システムの日本語化
    • ② 日本語入力(Fcitx5-Mozc)の導入
  • 8. エピソード:私の「Linux移行」失敗談と、その後の天国
  • 9. Windowsから徐々に卒業するための「賢い戦略」
  • 10. よくあるトラブルと、プロが教える解決のヒント
  • サクッとまとめると





この記事でわかること


この記事を最後まで読み込めば、以下のスキルがすべて手に入ります。

  • サポート終了後のWindows 10を使い続ける「本当のリスク」と回避策

  • USBメモリ1本で複数のOSを管理する神ツール「Ventoy」の導入法(Windows/Linux両対応)

  • ライブ起動なのに「設定やデータが消えない」!魔法の「永続化(Persistence)」の仕組み

  • 【完全図解】Linux Mintを「日本仕様」にするための言語設定とFcitx5-Mozc導入術

  • WindowsユーザーがストレスなくLinuxへ移行するための「黄金のロードマップ」

さあ、古いPCに新しい命を吹き込む、最高にワクワクする旅に出かけましょう!




1. 2025年10月、私たちはなぜ「Windows」を卒業すべきなのか



「サポートが切れたって、ウイルス対策ソフトを入れていれば大丈夫でしょ?」 そう考える方が多いのも無理はありません。

しかし、プロの視点から言わせていただくと、それは「シロアリに食い荒らされた家の柱を、セロハンテープで補強する」ようなものです。

OSの脆弱性は「家の土台」の欠陥


ウイルス対策ソフトが守るのは、あくまで「入ってくる不審者」です。

しかし、OSのサポート終了(EOS)は、家そのものの構造(設計上の欠陥)が見つかっても、誰も修理してくれないことを意味します。

悪意あるハッカーは、その「修理されない穴」を狙って、あなたのパスワードやクレジットカード情報を盗み取ります。

Windows 11への「無理なアップグレード」の罠


ネットには「古いPCに無理やりWindows 11を入れる方法」が溢れています。

私も試しました。

結果は……「重い、遅い、不安定」の三重苦。

OSが要求するスペックを満たしていないマシンでWindows 11を動かすのは、軽自動車で大型トラックの荷物を運ぶようなものです。



そこで「Linux Mint」という救世主


Linux Mintは、Ubuntuという有名なOSをベースに、「Windowsユーザーが迷わないこと」を最優先に開発されたOSです。

  • 見た目がWindows 7/10に近い(スタートメニューがある!)

  • 動作が驚くほど軽い(メモリ使用量がWindowsの半分以下)

  • 世界中のボランティアが常に最新のセキュリティに更新している

  • そして、完全に無料

これを使わない手はありません。






2. 秘密兵器「Ventoy」がもたらすOS革命


今回は、「Linuxを試してみたいけれど、今のWindows環境が消えてしまうのは困る……」そんな不安を抱えている方に、Ventoyを使った起動を紹介します。

内蔵ストレージに直接Linux Mintをインストールする必要は一切ありません。

Ventoyを使えば、Windows 10のシステムや大事なデータには一切手をふれず、USBメモリから直接Linux Mintを立ち上げることができるのです。

PCにUSBを挿せばLinux、抜けばいつものWindows。

PCの中身を「汚さず」に、新しいOSの世界をノーリスクで体験してみませんか?
さて通常、Linuxを試すには専用ソフトでUSBメモリにOSを「焼く」必要があります。

しかし、これには大きな不満がありました。

  • USBメモリ1本につき、OS1つしか入れられない

  • 別のOSを試したくなったら、またフォーマットして書き直し

  • USBメモリの余った容量をファイル保存に使えない

「あぁ、面倒くさい……」 そう思っていた私の前に現れたのが、Ventoyでした。

Ventoyは「OSのビュッフェ会場」


Ventoyを一度USBメモリにインストールしてしまえば、あとはISOファイルをUSBメモリの中に「コピー&ペースト」するだけで、PC起動時にメニューが表示されるようになります。

「これなら、Linux Mintも、Ubuntuも、なんならWindowsの再インストール用イメージも、全部1本のUSBに入れて持ち歩ける!」

この衝撃は、CDを持ち歩いていた時代から、iPod(古い?)に音楽を詰め込めるようになった時の感動に似ています。






3. 実践!Ventoyのインストール手順(Windows & Linux両対応)


まずは土台となるVentoyをUSBメモリにインストールしましょう。



【準備するもの】


  • USBメモリ(16GB以上、できれば32GB〜64GB)

  • 重要: 必ず「USB 3.0以上(端子が青いもの)」を選んでください。

    USB 2.0だと、Linuxの起動や動作が劇的に遅くなり、やる気が削がれます。

  • インターネット環境

【A:Windows 10/11からインストールする場合】


  1. Ventoy公式サイトのダウンロードページへアクセスします。

  2. ventoy-x.x.xx-windows.zip をクリックしてダウンロードします。

  3. ダウンロードしたZIPファイルを右クリックして「すべて展開」します。

  4. 展開されたフォルダの中にある Ventoy2Disk.exe を右クリックして「管理者として実行」します。

  5. USBメモリをPCに挿し、アプリ上の「Device」に正しく表示されているか確認します。

  6. 「Install」ボタンをクリックします。

警告: 「中のデータがすべて消えるけどいい?」と2回聞かれます。

深呼吸して「はい」を押しましょう。

「Congratulations!」と表示されたら、あなたのUSBメモリは「魔法の杖」に進化しました。

【B:Linux環境からインストールする場合】


すでにLinuxを使っている、あるいはLinux PCしか手元にない場合でも大丈夫です。

  1. 公式サイトから ventoy-x.x.xx-linux.tar.gz をダウンロードします。

  2. ダウンロードしたファイルをクリックして「すべて展開」します。

または、下記のようにターミナルから展開します。

ターミナルを開き、ダウンロードしたディレクトリへ移動します。

Bash
cd ~/Downloads
tar -xvf ventoy-*.tar.gz
cd ventoy-1.0.xx # バージョン番号に合わせて移動
Bash
cd ~/Downloads tar -xvf ventoy-*.tar.gz cd ventoy-1.0.xx # バージョン番号に合わせて移動
USBメモリのデバイス名を確認します。

Bash
lsblk
管理者権限でスクリプトを実行するか VentoyGUI.x86_64 をクリックして事項します。

VentoyGUI.x86_64 の方がわかりやすいと思います。

VentoyをUSBメモリにインストール


Bash
sudo ./Ventoy2Disk.sh -i /dev/sdb
確認(y/n)が出るので、慎重に y を入力して進めます。

これで、USBメモリ内に Ventoy という名前の空のパーティションが作成されます。

私が Ventoy をインストールしたUSBメディアです。

コンピュータに挿しっぱなしで使っています。



もし、少しお金がかけられるなら外付けの小さなSSDがお勧めです。






4. Linux Mintの「心臓」と「記憶」を準備する


次に、OSそのものと、今回の主役である「設定保存用の領域」を準備します。

① Linux MintのISOをダウンロード



  1. Linux Mint公式サイトへアクセス。

  2. 「Cinnamon Edition」 を選択します。

    (私は 軽さ重視で Xfce Edition を選択しました。

  3. 「Download locations」から、日本のミラーサイト(理化学研究所や山形大学など)を選んでダウンロードします。

  4. ダウンロードが終わったら、そのファイルをそのままUSBメモリの「Ventoy」ドライブにコピーします。

② 【最重要】「永続化(Persistence)」ファイルを準備する





通常のライブUSBでは、シャットダウンすると設定がすべて消えます。

これを防ぐために、USBメモリの中に「保存用の空箱(データファイル)」を用意します。

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

  1. Ventoy公式の永続化ファイル配布ページへ行きます。

  2. images.zip という圧縮ファイルをダウンロードし、解凍します。

  3. そのなかから、persistence_ext4_4GB_casper-rw.dat.7z を選択してさらに解凍してください。

  4. 中から persistence_ext4_4GB_casper-rw.dat(4GBの保存領域)などのファイルを取り出します。

アドバイス: 今後のアプリ追加やデータ保存を考えるなら、8GBや16GBのファイルがあればそれを選びたいのですが、そのようなファイルは存在しません。

Ventoyの公式サイトやGitHubから、Linux版の最新パッケージ(例:ventoy-1.0.xx-linux.tar.gz)をダウンロードして解凍し、 その中の ExtendPersistentImg.sh というファイルを利用すると、後から保存領域の容量を増やすことができます。

このファイルをUSBメモリの中に Ventoy というフォルダを作成し、その中に コピーします。

名前を persistence.dat に変更しておくと便利です。

私は、わかりやすいように linuxmint-22.3-persistence.dat としました。






5. 魔法の設定ファイル ventoy.json の作成術




ここが一番の「玄人ポイント」ですが、丁寧に行えば怖くありません。

Ventoyに「Linux Mintを起動する時は、さっきの保存ファイルを使ってね!」と教えてあげます。

  1. USBメモリのルート(一番上)に ventoy という名前の新しいフォルダを作ります。

  2. そのフォルダの中に、テキストエディタ(メモ帳やeditなど)で新しいファイルを作ります。

  3. 以下の内容を正確にコピペしてください。

JSON
{
"persistence": [
{
"image": "/linuxmint-21.3-cinnamon-64bit.iso",
"backend": "/ventoy/persistence.dat"
}
]
}
※注意: image の後のファイル名は、あなたが実際にダウンロードしたLinux Mintのファイル名と完全に一致させてください(例:linuxmint-22-cinnamon-64bit.isoなど)。

ファイル名を ventoy.json として保存します。

保存場所は ventoy フォルダの中です(例: E:\ventoy\ventoy.json)。

ventoy.json と persistence.dat を ventoyフォルダの中に配置





6. いよいよ起動!古いPCが「別の顔」を見せる瞬間




準備は整いました。

  1. PCの電源を切り、USBメモリを挿した状態で電源を入れます。

  2. メーカーロゴ(DELLやHP、富士通など)が出ている間に、ブートメニューを呼び出すキー(F12, F11, F9, EscなどPCによって異なります)を連打します。

  3. ブートメニューからUSBメモリを選択します。

  4. Ventoyの青いメニュー画面が登場! Linux Mint を選択します。

  5. メニューが出たら、「Persistence Mode(永続化モード)」 を選択します。

ここが肝: 通常モードを選ぶと、設定が保存されません!
数秒から数十秒後……暗い画面にLinux Mintのロゴが浮かび上がり、美しいデスクトップが表示されます。

この瞬間、あなたのPCは「サポート終了」の呪縛から解き放たれました。




7. 初心者でも挫折しない!「日本仕様」への完全セットアップ


日本語化 日本語入力の設定をした LinuxMint



起動した直後のLinux Mintは「英語」です。

「あぁ、やっぱり自分には早すぎたんだ……」とブラウザを閉じようとしたあなた、ちょっと待ってください!

ここから「日本仕様」にするまでは、わずか5分。

カップ麺を待つ時間で終わります。

① システムの日本語化




  1. 左下の「メニュー」→ Languages を検索して開きます。

  2. Install / Remove Languages... をクリック。

    ( スクリーンショットはすでに日本語されています。

    )
言語の設定


3.Japanese, Japan UTF-8 を選んでインストール(時間がかかることがありますが、ゆっくり待ちましょう)。

4.インストール後、各設定項目をすべて「Japanese」に変更し、最後に Apply System-Wide(システム全体に適用)を必ずクリックします。

② 日本語入力(Fcitx5-Mozc)の導入


「日本語は表示されるのに、文字が打てない!」 これがLinux初心者が最も絶望するポイントです。

でも大丈夫、最強の呪文を教えます。

  1. メニューから画面下の設定 入力方法(Input・・・)をクリックします。

  2. 日本語を選択してインストール。

  3. インストール後画面上の、フレームワークを fcitx に変更します。(これを良く忘れます. )

日本語入力の設定


4.次に設定から Fictx の設定 を選択肢、英語のキーボードを削除して、日本語キーボードを追加して、下記の図のようになるように設定してください。

Fictx の設定

5.一度ログアウトして再ログイン(または再起動)すれば…… 「半角/全角」キーで日本語がスラスラ打てるようになっています!

感動の瞬間です。

実はこの記事は、Ventoyから起動した LinuxMint で書いています。




8. エピソード:私の「Linux移行」失敗談と、その後の天国




ここで少し、私の恥ずかしい失敗談を聞いてください。

私が初めてこの「永続化USB」に挑戦した時、ventoy.json の書き方を1文字だけ間違えていました。

カンマが1つ足りなかったのです。

その結果、何時間作業して設定をいじっても、再起動するたびに英語の初期画面に戻ってしまう。

「Linuxなんて、やっぱりただの試供品じゃないか!」と枕を濡らした夜もありました。

しかし、間違いに気づき、正しく「永続化」が機能し始めた時、世界が変わりました。

  • Wi-Fiのパスワードを一度入れれば、次から自動で繋がる。

  • ブラウザにお気に入りを登録して、履歴が残る。

  • デスクトップに昨日の作業ファイルがそのまま置いてある。

「これ……もう実質、数万円のノートパソコンを買ったのと同じじゃないか?」
そう確信した瞬間、古いPCは「捨てられないお荷物」から「最強のポータブル秘密基地」に昇格したのです。

今では、このUSBメモリ1本を胸ポケットに入れ、外出先のネットカフェや貸し会議室のPC(許可があれば)に刺して、1分で「いつもの自分のデスクトップ」を立ち上げて仕事をしています。

Windows 10のサポート終了は、私にこの「自由」を教えてくれるきっかけだったのです。




9. Windowsから徐々に卒業するための「賢い戦略」




「よし、今日からWindowsを消してLinux一本にするぞ!」 …その意気込みは素晴らしいですが、無理は禁物です。

私は以下の「3ステップ移行」をおすすめしています。

【ステップ1:ブラウザ専用機として楽しむ】

今の時代、私たちがPCで行う作業の8割はブラウザ(ChromeやFirefox)の中で完結します。

まずはこのUSB Linuxで、YouTubeを見たり、Amazonで買い物をしたり、Gmailをチェックしたりしてみてください。

「あれ、OSが違うだけで、やってることはWindowsと同じじゃない?」と気づくはずです。

【ステップ2:互換ソフトに慣れる】

  • Microsoft Office → LibreOffice(プリインストール済み)
  • Photoshop → GIMP
  • Outlook → Thunderbird これらはすべてLinux Mintで完璧に動作します。

無料で使えるこれらのソフトに慣れてしまえば、もう高いサブスク料金を払う必要もありません。

【ステップ3:完全インストールへ】

数週間、USBメモリでの運用に慣れ、「もうWindowsに戻る必要はないな」と確信したら、デスクトップにある「Install Linux Mint」というアイコンをダブルクリックしてください。

USBメモリではなく、PC本体のストレージにLinuxを書き込みます。

これで、あなたのPCは真の意味で「爆速」になります。

USBメモリというボトネックがなくなるため、第7世代のCore i5であれば、起動時間は15秒程度、アプリの立ち上がりも一瞬になります。





10. よくあるトラブルと、プロが教える解決のヒント


作業中に「あれ?」と思ったら、ここをチェックしてください。

Q: Ventoyのメニューが出ず、Windowsが立ち上がってしまう。

A: PCの「セキュアブート(Secure Boot)」を無効にしてみてください。

BIOS設定画面(電源投入直後にF2やDelキー)にあります。

最近のVentoyはセキュアブート対応ですが、古いPCや一部のメーカーでは無効にしないと弾かれることがあります。

Q: 永続化ファイル(persistence.dat)が4GBじゃ足りない!

A: Ventoyなら、もっと大きなファイルを作成して ventoy.json を書き換えるだけで拡張可能です。

私は16GBのファイルを作って、お気に入りの音楽や壁紙を詰め込んでいます。

Q: そもそもVentoyのメニューにISOファイルが表示されない。


A: ISOファイルを「VTOYEFI」という小さなパーティションに入れていませんか? 広い方の「Ventoy」ドライブに入れてください。





サクッとまとめると


*まとめ
Windows 10のサポート終了は、多くの人にとって「PCの寿命」と感じられるかもしれません。

しかし、視点を変えれば、それは「メーカーが押し付けた寿命を乗り越え、自分の手でPCを再定義する自由」を手に入れたということです。

今回紹介した Ventoy × Linux Mint × 永続化 という手法は、その自由を手にするための最も確実で、最も低コストな方法です。

  • Ventoy で、OSの壁を壊す。

  • Linux Mint で、Windowsを超える軽快さを手に入れる。

  • 永続化設定 で、自分だけの環境を一生使い続ける。

最初は戸惑うこともあるでしょう。

コマンドを打ち込む手が震えることもあるかもしれません。

でも、それを乗り越えた先にある「古いPCが最新マシンとして蘇る快感」は、何物にも代えがたいものです。

2025年10月。

私たちは「OS難民」になるのではなく、「OSの支配者」になりましょう。

あなたの相棒(PC)は、まだ十分使えます。

ただ、新しい魂(OS)を待っているだけなのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が、あなたのデジタルライフをより自由で、豊かなものにするきっかけになれば幸いです。

もし構築中に困ったことがあれば、ぜひコメント欄やSNSで声をかけてください。

あなたの挑戦を、私は全力で応援しています!
それでは、最高のLinuxライフを!
※この記事は実体験に基づき、初心者の方でも再現できるように構成されています。

作業を行う際は、大切なデータのバックアップを必ず取り、自己責任で楽しんでください。


【脱Windowsの最終兵器】家の古いPCに謎の純国産OS「open.Yellow.os」を入れたら、まさかの爆速&快適すぎて笑いが止まらなくなった話【インストール手順完全解説】!

はじめに:押し入れの「産業廃棄物」予備軍を救いたい


この記事をスマートフォンで読まれている方は→ こちらから 📱 をクリックしてください。読みやすくなっています。

皆さん、こんにちは。

突然ですが、皆さんの家の押し入れやデスクの引き出しに、「これ、どうすんの?」って感じの古いパソコン、眠っていませんか?

Windows 11の厳しいシステム要件に弾かれ、Windows 10のサポート終了(EOS)におびえ、たまに電源を入れたと思ったら「更新プログラムを構成しています… 10%」という画面で固まって、そのままそっと画面を閉じる。

そんな悲しい余生を送っている、あのかわいそうな板切れのことです。

実は私も、先日そんな「窓際族」のノートPC(Core 2 Duo、メモリ4GBという化石スペック)を前に、途方に暮れていました。

捨ててしまうのはもったいない。

ネットサーフィンくらいならまだいけるはず。

でも、Windowsを動かすとストレスで私の寿命が縮む。

「いっそ、Linux(リナックス)でも入れてみるか…?」

そう思った矢先、ネットの海でとんでもなく奇抜な名前のOSを見つけてしまったのです。

その名も、「open.Yellow.os」。

……イエロー? 黄色? なんで?

「幸福の黄色いハンカチ」的なノリなのか、それとも開発者が無類のカレー好きなのか。

謎は深まるばかりですが、公式サイトを読み込んでみると、これ、ただの色物OSじゃなかったんです。

「日本人が、日本人のために作った、最強に使いやすいLinux」

そんな売り文句を見せられたら、ガジェット好きの血が騒がないわけがありません。

というわけで今回は、この謎多き国産OS「open.Yellow.os」を人柱覚悟でインストールし、その全貌を余すことなくレビューしていきたいと思います。

結論から言うと、「これ、Windowsの代わりになっちゃうかも」です。

いや、マジで。



目次

  • はじめに:押し入れの「産業廃棄物」予備軍を救いたい
  • 第1章:open.Yellow.osって何者?(出会いとスペック編)
  • 1. 安心と信頼の「Debian 12」ベース
  • 2. 「黄色」への異常なこだわり
  • 3. 日本語環境が「最初から」完璧
  • 4. 驚愕の「UIチェンジャー」
  • 第2章:いざ、インストール!(激闘編)
  • ステップ1:ISOファイルのダウンロード
  • ステップ2:インストールメディア作成
  • ステップ3:BIOS設定&起動
  • ステップ4:インストール
  • 第3章:起動、そして驚愕の機能たち
  • 爆速日本語入力
  • ZRAMによる低スペック救済
  • pacup 一括更新コマンド
  • Timeshift標準搭載
  • 第4章:総評
  • まとめ:脱Windowsの選択肢として

open.Yellow.osのデスクトップ




第1章:open.Yellow.osって何者?(出会いとスペック編)


open.Yellow.osの魅力

1. 安心と信頼の「Debian 12」ベース


open.Yellow.os(以下、oYo)は Debian 12 "Bookworm" をベースにしています。

突然クラッシュしない、安定性重視の土台は日常利用で非常に重要です。

2. 「黄色」への異常なこだわり


起動画面、ロゴ、壁紙までイエローで統一。

壁紙は以下のカテゴリが用意されています。

  • イラスト

  • CG

  • アニメ

  • 車

  • 鉄道

鉄道カテゴリがあるOS、なかなかありません。

3. 日本語環境が「最初から」完璧


インストール直後から日本語入力が使える。

oYoは日本で開発されているので当たり前かもしれませんか、最初から、

Mozc / Anthy が標準で設定済みです。

半角/全角キーで普通に切り替わる、この感動。

4. 驚愕の「UIチェンジャー」


oYo UI Changer により、以下のUIを一瞬で切り替え可能。

  • oYo Original Style:独自レイアウト

  • Windows UI Style:左下スタートボタン

  • Mac UI Style:下部ドック表示

Windows移行組への優しさが異常です。




第2章:いざ、インストール!(激闘編)


インストーラーは Calamares。

マウス操作だけで完結します。

Linuxのインストールを経験した方なら問題なくインストールできると思います。

open.Yellow.osのインストーラー

ステップ1:ISOファイルのダウンロード


公式サイト: https://openyellowos.com/

数GBあるのでコーヒーを用意しましょう。

open.Yellow.osの公式サイト

ステップ2:インストールメディア作成


Windows環境なら Rufus を使用。

  • USBメモリを挿入

  • RufusまたはVentoyを起動

  • ISO選択

  • スタートをクリック

※USB内のデータは全消去されます。

ステップ3:BIOS設定&起動


  • Secure Boot を無効化

  • USBを起動優先に設定

ブートメニューで Try or Install open.Yellow.os を選択。

ステップ4:インストール


  • 言語:日本語

  • ロケーション:東京

  • キーボード:日本語

  • ディスク:消去 or 手動

  • ファイルシステムの設定

15分ほどで完了します。




第3章:起動、そして驚愕の機能たち


爆速日本語入力


設定不要。

打った瞬間、日本語。

ZRAMによる低スペック救済


4GBメモリでもサクサク。

古いPCが若返ります。

pacup 一括更新コマンド


ターミナルで pacup と打つだけ。

全更新が一発。

Timeshift標準搭載


失敗しても元に戻せる安心感。

初心者の命綱です。




第4章:総評


これは単なるLinuxではありません。

日本人のために作られたLinuxです。

  • Windows 10終了が怖い人

  • Linux初心者

  • 国産プロジェクトを応援したい人

すべてにおすすめできます。







まとめ:脱Windowsの選択肢として


*まとめ
open.Yellow.osは、Windows 10のサポート終了に伴う大量のPC廃棄問題に対し、資源を無駄にせず再利用するための切り札となる日本発のLinux OSです。

その最大の魅力は、Windowsに極めて近い操作画面と、インストール直後から違和感なく使える完璧な日本語環境が整っている点にあり、初心者でも迷わず移行できる設計になっています。

さらに、数年前の型落ちPCでも驚くほど軽快に動作するため、新しいPCを購入することなく、ウェブ閲覧や事務作業を快適に行える環境を無料で手に入れることができます。

経済的かつエコな選択肢として、国産オープンソースプロジェクトならではの安心感とともに、あなたの眠っているPCに新たな価値をもたらす有力な選択肢と言えるでしょう。

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